夢の国と宮崎人

最近、観光地巡りを意識的にしている。
もともと関東に住んでいなかった、というのはあるが、今まで本当にいわゆる観光地という場所を訪れることが少なかった。

日本人として、日本にある素敵な場所のことをあまり知らないのは良くないと思った僕は、今年の6月についに、ディズニーランドデビューを飾った。

もともとディズニーランドに行く予定はしばらく前から温めていた。
生まれて20年もして、一度も言ってないと、それを逆に「俺って逆にすごくね?」と謎に豪語し始めてしまっていたのだが、エンターテイナーの端くれとしては、ある意味日本のエンターテイメントの最高峰とも言えるであろう東京ディズニーランドには一度は見に行くべきだといつからか思うようになっていたのだ。

行くとなれば日程を空けるのは難しくない。
問題は「誰と行くか」だった。

選択肢は今から思えば色々とあっただろう。例えば

⑴何人かでワイワイ行く
→ 人数が増えれば増えるほどメンバーの日程を合わせずらい

⑵彼女、及び好き又は気になる女の子を誘って行く
→ 大体の人が薄気味悪い笑みを浮かべながら聞いてくるのがこの選択肢。それほど定番のデートスポットだということか。まず俺はそんなチャラいことはしたくない。そもそもそっちがメインになってしまってディズニーランドが一体どんなものなのか、がっつり見に行こうとしている自分にとって、そんな連れがいたらそれどころじゃなくなってしまう。

俺は「当然」気のしれた(と言っても知り合ったのは比較的最近だが)男友達を誘って行った。

だがこの
『男二人で行った』
という事実への反響は予想以上に大きかった。

「なかなかいないよ」「まるで愛し合っている感じ」「怪しい」とか、シンプルに「変だよ」と辛辣に斬られたり。

一緒に行ったやつともたっぷり話すことができたし、お互いのことをもっとよく知れたから良かった。何より、「ディズニーをこの目で見る」という俺の当初の目的は十二分に果たせた。

偉いのは何度も行っているディズニーに、わざわざ一緒に行ってくれたそいつだ。
優しい。
ありがとう。助かった。

てなわけで今度はシー、よろしく。